リクセン受を設けたランドナーに茶釜付き野点台を積み、瓢箪茶入れの茶箱で野点へ、DOVEのRIXENのクイック化も


作品紹介

作品名
リクセン受を設けたランドナーに茶釜付き野点台を積み、瓢箪茶入れの茶箱で野点へ、DOVEのRIXENのクイック化も
材質
桜 ガラス系塗料
使用した道具
トリマー トリマル君 ドリルスタンド
作品コメント
 手持ちの旅行自転車(ランドナー)は東叡社の650Bと橋口製作所エクタープロトンの700Cですが、共にキャリアが在ります。TOEIは学生終盤の金欠生活の中でシノハラさん経由でオーダーしたモノで、その後社会人で余裕が出た頃に、世田谷の大御所の長谷川さんで、当初叶わなかった部品を入れ工作塗り替えを行いました。夜遅くまでハセガワの工作台で組み、奥様に頂いた美味しいコーヒーが懐かしいです。エクタープロトンは浅知恵を絞り出して考え、大阪の寺内さん経由で新進気鋭の橋口さんにフレームとキャリアを作って貰いました。
 ミニベロの籠やバッグを載せるべく作ったケルビムのスポルティーフのRIXEN&KAUL座付き木製キャリアは、使い勝手が良く、キャリアのあるランドナーでも載せたいと思いました。そこで、オマケ入手のKF810アタッチメントをコンパクトにして木板に嵌め、キャリアの縦パイプをスライド板とで挟み固定する様式で、設計を行ないました。キャリア形状は背高で細幅なTOEIと低く幅広のエクタープロトンとで、受け具の取付け位置はアタ籠は低くオーストリッチは高いと、4ケースの条件に合うスライド範囲にしました。武骨で形状何とかしてとの要望もあるアタッチメントですが、振動する自転車に大事な品をこれだけで宙に支える座ですからよく考えられている構造だと、切断する際によく判りました。今回はキャリアにバッグ底を載せるとはいえ、留めてるのはココだけなので頃合い迄の削りに。
 調子に乗って、TOEI用にとハセガワから頂いた帆布フロントバッグのリクセン化も、補強革を入れて加工です。背面ポケットが使える様の高位置のバッグ側受け具(BASILプレート)に届く様に、完成済みキャリア挟み板を背伸びし摩擦強化する改造して対応です。底もベルクロ使ってクイック化です。
 更に色々弄って勘所が見えたので、ミニベロのDOVEのステムに組んだリクセン(KR851)をクイック化しました。折り畳み時の邪魔避け移動のため、ラチェットハンドル付きボルトでの固定にしてましたが、クイックレバー化が願望でした。Tranz-Xのシートクランプでの事例はありますが、設置位置のステム径が37mmと既往例より少し太く、ダメ元でトライするかと躊躇していましたが、スポルティフのグリスアップで車輪クイック軸が同径のM5と気づきました。ジャンク入手の中華レバーの軸を切断しダイスでネジを切り、頃合いのスペーサを入れて完成です。これで素早くコンパクトに畳めて、ホイールバッグ転用の輪行袋に素早く収まります。
 瓢箪茶箱を組んだ当初から、瓢箪型の茶入れ製作構想がありましたが、漸く出来ました。桜材でトリマーとトリマル君を使っての外形切削をし、ドリルスタンドのナンチャッテ旋盤での細かい仕上切削をねて、中蓋も削り、木固めエースで補強の上ガラス系塗りを施して、それなりの格好にすることが出来ました。網袋も組んで完成です。
 本格的な茶釜付き野点台で瓢箪茶箱を使う事にして、久しぶりにサイドキャリアをTOEIに付ける事にしました。その際、学生時代に小倉のカワハラで拝見以来憧れ、漸く最近入手のソービッツのガード用ライトG3を組み付ける事にしました。シートチューブ背面のTOEIテールと同様、本来はリード線から電源を取るものですが、ダイナモからの隠し配線から取り出すのも大変なので、SL-LD100の中身を組み込んで磁石スイッチ(センサーからの離隔大なので大きな磁石要だが)でLEDを点灯操作です。  野点台セットを入れたトートバッグと燻っていたサイドバッグを取り付けて、瓢箪茶箱を使った野点に走って行く事が出来ます。
分割式の芋茶杓を自転茶箱に組み、木製キャリア付き快走用自転車(スポルティフ)で野点へ
ミニベロ(Dahon Dove)のフロントダブルに供するフロントディレーラーの木製ブラケット
瓢箪(ひょうたん)形の茶箱 トリマル君と超長尺ビットのトリマーで刳り抜き
本格茶釜用大型野点台セットの一括携行道具群

 

作者紹介

作者名(ニックネーム)
sarusuberi
性別
男性
年齢
60代
木工歴
0~5年
住所
東京都
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