瓢箪(ひょうたん)形の茶箱 トリマル君と超長尺ビットのトリマーで刳り抜き


作品紹介

作品名
瓢箪(ひょうたん)形の茶箱 トリマル君と超長尺ビットのトリマーで刳り抜き
材質
使用した道具
トリマル君 高儀トリマー E-Valueトリマー ドリルスタンド
作品コメント
 大田区の茶道具作家さんの作品展で拝見した切抜き+底蓋後付けで布張りの茶箱、更には特集で組まれた本に載っていた積層塊からの刳り抜きで本漆仕上げの茶箱、どちらも瓢箪の形をした茶箱で強烈なインパクトがあり、いつかは作ってみたいと思ってました。しかし、憧れの木工電動具(勝手に4大電動具と称している)旋盤、ボール盤、バンドソー、ベルトサンダー、これらの置き場無く所有しておらず何時の事やらと思っていました。しかし、トリマー+トリマル君で円形水指を作り、ブレードガイド付きのレシプロソー駆動のソーテーブルで厚物切断し、ドリルスタンドで大口径削孔工作を行なってきて、何れも不十分だがこれらを組み合わせて何とか出来ないかと、思いが湧いてきました。そんな折、10cm角で長さ20cmの桂角材がお手頃価でネットに出ていました。構想にあった茶箱だと、断面12x10cmで、長さ20cmの角材が手持ち茶道具と工具の工作折り合い寸法でしたが、中に収める茶道具の方を小さく遣り繰りしようと考え、件の材料を入手しました。
 まずは、長手方向に沿って切り、本体部用厚さ7cmと残り蓋用に分けます。これまで9.5cm厚さを切延長9.5cmで切ったことは有りますが、今度は10cm厚さで切延長20cmと2倍です。鉛直のブレードガイド、水平にはクリスマスセールで入手のフェザーボードのお陰で、バンドソー同等とは行かないにせよ、そこそこ綺麗に切断出来ました。大騒音でしたが玄関土間で行なって近所迷惑は回避出来たかな?
 次が瓢箪型への刳り抜きです。φ6(1/4インチ)軸系の入手可能最長のφ3/8インチ刃112ミリ長ビット(トリマル君での削孔有効深さ85ミリ)でのトリマーとトリマル君を使って、先ずは負荷の軽い蓋から円形溝彫りでこれは順調でした。本体は削溝深さ70ミリ迄同心円状に少しずつビットを伸ばして削って行きますが、これ迄多くの円形深切りで、非力ながら頑張ってくれていた高儀トリマー(TR100,400W)が遂に悲鳴を上げました。未通電ジャンクで入手していた、E-ValueのEWT-450N(450W)が幸いにもブラシ交換で生き返ったのがあり、同じベースのままで強力パワーでリリーフしてくれました。その際、TR-100の修理代と比較して、新トリマー入手も模索してみました。一つはトリマル君使用には必須の集塵アダプタが上面に付くリョービMTR-42でした。400Wと若干非力ですが、アダプタが改造可能で装着ならとトライしましたが、工作しても機能不十分になると判明し断念です。もう一つがLED照明付きのマキタ3707f(440W)で、程度の良い出物が入手出来ました。現行ベースより若干細目なので、これ用の集塵アダプタの作成が今後必要ですが、削孔口が常に明るいのは良いですね。
 茶入れは石川県の木地屋さん作の嵌合式厚手香合を更に中堀りし、中蓋を作って拭き漆です。次の段階で桜材で瓢箪型の茶入れを作って、置き換える事も考えてます。
 墨田区の吹きガラス工房の倉庫で眠っていた絵模様付き小瓶に、前述の木地屋さん特注の欅キャップを付け、自作の網袋を被せて、ギヤマン(ガラス)の振出に見立てました。金平糖がキラキラ見えます。茶巾箱は納まり丁度の大きさに皮革絞りで自作です。
 茶碗と建水の出し入れ納まりが丁度いい大きさになれた取り合わせの道具組が出来、念願の瓢箪形茶箱が出来て良かったです。

 

作者紹介

作者名(ニックネーム)
sarusuberi
性別
男性
年齢
60代
木工歴
0~5年
住所
東京都
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