


作品紹介
- 作品名
- Xフレームイスや角雪平を脚に折り畳みA3判テーブル製作
- 材質
- 15ミリ合板 ロック蝶番
- 使用した道具
- 高儀トリマー、サークルカットジグ「トリマル君」
- 作品コメント
- 山に行けない日々を過ごす中、折り畳みテーブルを幾つか構想してみました。そんな中で、以前組み上げた「山料理と野点を行なう茶箱」を効率的に使えるテーブルが欲しいなと考えました。テーブルサイズは使用時A3で、折畳み時はA4にし、脚には、Xフレームの軽量分割イスや、野点時には主役で無くなる角雪平を使えないかと考えました。
Xフレームの分割イスは野口博士1枚でお釣りが来る代物で、強度がダメならパイプ材料行きにすればいいとのお試し入手でしたが、結構シッカリしていて且つコンパクトに折りたためる点に感心して結構使ってましたが、これを脚にしようと考えました。その場合、テーブル天板がしっかりしていないとバタバタしてしまうのではないかと考えました。
そうなると天板の折りたたみ部が固定化出来る物がないかと探したところ、ロック蝶番なるものに辿り着きました。これの利点は、蝶番旋回はボタンを押した時のみ可能で他は固着している点と、天板折畳みが下方方向に可能で、寸法上飛び出してしまうイス固定用のパイプ受け座金を折りたたみ時に覆ってカバー出来る事が上げられました。天板を上に折りたたむ「ミシン蝶番」は天板平滑度の良さで惹かれましたが、パイプ受け座が天板折畳みに表になる点が欠点でした。
更に、イスに座って行なう野点もあって、地面から一寸浮いた高さにテーブル面が有ればいいので、茶箱の箱であって、野点時には主役ではない角雪平を天板下に嵌め込んで脚にする案を考えました。その場合、捨てる湯を貯める役割の器の代役が居るので、容量が少な目になりますが、2枚ある蓋の一つをそれに充てることにしました。
以上の設計思想を元に工作を行ないました。角雪平を嵌め込む溝はキチンと削らないと行けないので、トリマーと直線ガイドとトリマル君を組み合わせての工作です。拡げた際に折り目部分が平坦になるか心配でしたので、蝶番の回転遊びを確認するために、端材で金具嵌め込み部の試作を行なって、上げ越し量を確認しての工作をしたので、本番は旨く行きました。
これら道具を使える日が早く来ることを祈ってます。
作者紹介
- 作者名(ニックネーム)
- sarusuberi
- 性別
- 男性
- 年齢
- 60代
- 木工歴
- 0~5年
- 住所
- 東京都