2040レールを使ってジグソーテーブル用マイターゲージ製作、オマケでΦ1.5m用トリマル君も準備


作品紹介

作品名
2040レールを使ってジグソーテーブル用マイターゲージ製作、オマケでΦ1.5m用トリマル君も準備
材質
シナ合板(21mm,15mm,12mm) 2040アルミフレーム
使用した道具
高儀トリマー、サークルカット治具トリマル君
作品コメント
 マキタのレシプロソーを動力源としたジグソーテーブル擬き(なんちゃってジグソーテーブル)兼トリマーテーブルを構築した後、茶道具を作るための厚物の木材切断が最初の工作でした。このなんちゃってテーブルでは、FIRM GRIPシステムバークランプをガイドとレールに使っています。次に蕎麦打ち用ステンレスこね鉢の受け台の製作時に、長尺2X4材から台形ブロック材の切り出しのために厚物の斜め切りが必要になりました。この際にマイターゲージを作る事を考え、このバークランプを軸にした設計を行ないましたが、部品調達に時間が掛りそうだったので、この時は2X4材調達の際に台形カットまで行なって貰い、マイターゲージ製作は一旦休止になりました。
 最近、斜めカットを使う木箱の製作を思い立ち、マイターゲージ製作が再浮上です。また直径1.5m級の円形テーブルを作る構想も思いつきましたが、正規のトリマル君追加オプションでは直径1.3m迄であり、何らかの長尺道具が必要になりました。そこで目を付けたのが、2040アルミフレームです。野口博士1枚でお釣りが来る80cmの国内物を見つけてCAD断面図を見ると、トリマル君に使われている正規レールに相当近い様子です。入手後チェックすると、トリマル君のセンターピンがピッタリ嵌りました。主役はマイターゲージ用ガイド兼レールですが、Φ1.5mの円形工作トリマー(なんちゃって長尺トリマル君)のバーにも使える事が判り、この両者の設計と工作を行ないました。部品は殆ど手持ちで出来ました。
 マイターゲージはオフコーポレーションのHP事例を参考に旋回部を木製で造り、それをアルミフレームの側面レールでスライドする方式にしました。FIRM GRIPバーには有るグリップ機構は無いので別途クランプ固定が必要ですが、側面レールが使える利点でマイターゲージ用としては有用です。
 なんちゃって長尺トリマル君は、高さ調整と切削時安定用の3ミリアルミ板を下に嵌め、ジャンク入手のトリマープラスチックベースを2040レールに固定し、先端にはトリマル君からセンターピンを拝借して、最大Φ1.5m円形工作トリマーの完成です。(トリマル君としての使用では有りませんが、正規オプションを上回る超長尺用としてご容赦ください)

 

作者紹介

作者名(ニックネーム)
sarusuberi
性別
男性
年齢
60代
木工歴
0~5年
住所
東京都
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