中椀付けてチタンマグ雪峰L200をDahon Doveに スーパーLJレバーをミニベロのハンドルステムに組付け 自転茶箱に器据


作品紹介

作品名
中椀付けてチタンマグ雪峰L200をDahon Doveに スーパーLJレバーをミニベロのハンドルステムに組付け 自転茶箱に器据
材質
欅 栃 アガチス
使用した道具
トリマル君 トリマー
作品コメント
 手許にスノーピークのチタンマグ雪峰のL200(TW-132)があります。15年位前に廃盤になった浅いダブルウォールマグですが、外が熱くならず恰好の山岳携帯用として丁度良い大きさの抹茶椀として、野点に嵌り始めた頃ワゴンセールで入手後、ピッタリ合うVIVの緑色シリコン蓋を百貨店で見つけ愛用していました。その後色々な野点セットを組むと待機組になりましたが、木碗削りをする中で思い出し世相を考慮し中椀を用意して、携帯茶碗組をすることにしました。
 浅く切り容量130mlに迄内側を薄く削った欅椀の中に、栃材の半月型金平糖入れと小型茶筅と抹茶スティックを収め、湿し茶巾を密閉袋に入れ、屋外用に茶筅立てを裏に設けた蓋とバンドで固定し、「Dahon DOVE」の籠から通勤鞄にまで放り込める二客分携帯茶碗組が出来ました。携帯用に最適な純抹茶の一服包装は、カプセルやテトラパック等色々試しましたが、値段と味と商品継続の点で満足なのが無かったですが、最近大手から頃合いのスティックが出て、続けてほしいと願ってます。因みに件のチタンカップは、ヤフオクで新品で福沢先生3枚クラスで出ててビックリ。
 カワムラ ライカコンパック16の「ミニベロにサンプレ スーパーLJの前後変速機」を組みましたが、変速レバーは未だでした。レバーバンドの対象規格は直径28.6ミリに対し、組付けたいハンドルステム直径は22.2ミリです。レバーコラムマウントというステムに組む部品がありますが、SLJのレバー台座は特殊でそれ用のはありません。無ければ作るかと、外径28ミリ、厚3ミリのアルミ管での工作も考えましたが、堅い欅なら耐えられるかなと木工チャレンジで、直径差分対応と変速ケーブルのアウターストッパーを有する部品製作です。下部にストッパーを埋め込む基部付き外径28、内径22ミリの中空木管をトリマル君で切り出し、後はハンドグラインダと斜めドリルで工作です。組付け結果はレバーを引いた途端に筒と基部の間でパックリ。締付バンドの無い基部がフリーの弱点が当たりました。基部周りを0.55ミリステン針金で巻き縛った上でエポキシパテ盛りです。ストッパーはシマノの小物部品が有難く活躍です。防水塗装を施した欅製マウントはサムシフトが出来て快適です。これでスーパーLJはフルセット装着完了です。
 ボトルケージに嵌める「自転茶箱」は、蓋内側に茶筅立てや茶入れ受座を設けて野点時の地面不陸状態に対応できてましたが、イークッカーのガスコンロは不安定なままでした。そこで、折り畳み板連結台を作りました。発想は月点前の器据(きずえ)からですが、本来の紐組みが難しいのと表面突起を避けるため、紐貫通穴2ミリを厚さ5ミリの板内に設けて、水平に緊張させる方式にしました。35ミリ幅のアガチス端材を3枚用意し、1.5ミリ細引きとコードストッパーで緊張です。ドリル長一杯の70ミリ幅でも削孔してみましたが、ブレが大きくなり無理でしたね。板表面には茶筅立ても掘り込んで、野点台としても使えるようにしました。

リクセン受を設けたランドナーに茶釜付き野点台を積み、瓢箪茶入れの茶箱で野点へ、DOVEのRIXENのクイック化も
ミニベロ(カワムラ ライカ 16インチ)にサンプレックス スーパーLJのフロントディレイラーを装着し、椀をダブル化した自転茶箱に黒檀の分割芋茶杓を載せて野点へ
自転茶箱、ボトルケージに納まる自転車用茶箱をトリマル君で。ミニベロ(Dahon Dove)のフロントディレイラー、多段化の第2弾

 

作者紹介

作者名(ニックネーム)
sarusuberi
性別
男性
年齢
60代
木工歴
0~5年
住所
東京都
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