集塵機3種(トリマル君向け、トリマーテーブル用、ジグソーテーブル用)


作品紹介

作品名
集塵機3種(トリマル君向け、トリマーテーブル用、ジグソーテーブル用)
材質
アクリル板
使用した道具
ホットプレート、半田コテ
作品コメント
サークルカットジグ「トリマル君」を高儀トリマーに組んでの円形切り工作や、マキタのレシプロソーを「ジグソー擬き」にしての直線切り工作は、これまでたまにしか行わず、屋外ベランダで行なってきました。しかし、これらをテーブル化する工作やその後で週末毎に木工工作を長時間行うようになると、騒音が隣近所迷惑になっているのではと思い始めました。特にレシプロソー音が厳しいです。それで騒音対策として玄関内の土間で工作を行う事を考え、屋内ですから切子の集塵装置(トリマル君用、トリマーテーブル用、ジグソーテーブル用の3種)を用意しました。

通常のトリマーならば色々なメーカーから集塵機(掃除機)へのホース接続アダプタが出てますが、トリマル君を付けた状態で組付けられるものは有りませんでした。効率的な吸い込み口配置は吸い効率からはビットの側面ですが、トリマル君の場合はトリマー筒部のナット締め用開口部に限られます。円形切り工作に邪魔にならないようにホース位置を設け、更に、ビット突き出し高さを変える際に面倒にならないようなアダプタ(吸い込み口プレート)を設計しました。

プレート素材は曲げ加工とガラクタ整理から当初は手持ちの1ミリアルミ板を考えましたが、トリマル君の時に軸部が見えないのは不味いと思い、2ミリアクリル板を用意しました。繋げるパイプ口はマキタハンディ掃除機のサッシ吸い込み口が丁度良い形で、しかも100均店価格で配達までしてくれるとあって、トリマーテーブル時の中華筒用とジグソー(テーブル下配置)用と合わせて3個注文です。(材質がポリプロで接着は不得手ですが)その先の接続ホースはどれも結構な値段で困っていたら、ボッシュのハンディクリーナー用ホースが、ジグソーテーブルの厚物用に好都合な楕円吸い込み口を付けて、野口博士1枚でお釣りがくるのを見つけました。このホースが手持ちのマキタ掃除機本体にもピッタリ嵌るとあって、長さ80cmと若干短いのが気になりましたがこれに決定です。
アクリル板のトリマー筒に沿わせる円形加工は、ネットで調べたホットプレート加温方法でやってみましたが、慣れぬ熱々加工で粗相もあり、半田コテや接着剤パテ埋め補修の跡がアチコチに。まあ機能優先で行きましょう。

トリマーテーブル時では効率優先の吸い込み口のビット側面(テーブル上面)配置も考えましたが、ガイド(FIRMGRIPクランプ)の配置自由度を考え、トリマル君のと同じナット締め開口部(テーブル下面)を利用です。
ジグソーテーブル時の吸い込み口は、普通用はブレード付根に近いテーブル下面に持ってきました。工作物が厚い場合は、上述のボッシュ楕円吸い込み口を使いますが設置場所が決まりません。普通用(下面配置)と共に困った時のマジックテープ止めです。

玄関内の土間は元々工作に適する様にはなっていませんが、出来るだけ空間を拡げテントシートで仕切って、その上でこの集塵機をつかうことで、隣近所に迷惑を掛けずに木工を行なうことが出来ます。マキタ掃除機がハンディタイプなのでパワーが今一つ物足りず容量も小さいですが、家の掃除機(Hitachiの1000Wタイプ)の持ち手ジャバラ部分に上記のボッシュホースジャバラが捻じ込みピッタリ嵌るので、切子が大量の場合も大丈夫です。

 

作者紹介

作者名
sarusuberi
性別
男性
年齢
60代
木工歴
0~5年
住所
東京都

 

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