サイクロン集塵機
作成者:OFF
2022年5月24日
作品紹介
- 作品名
- サイクロン集塵機
- 材質
- SPF、ボイド管φ200
- 使用した道具
- 糸のこ盤、自動カンナ
- 作品コメント
- 市販のサイクロンのパーツを使って集塵機(塵分離機)を作りました。
ポイントは
・ホースのゴミ詰まり対策→ホースの両端を同形状にしておくと詰まった際にひっくり返せば簡単に解消できる。
・空気漏れ対策→蓋の空気漏れはパワーの低下に直結するので気密性は第一だが簡単に外せるという矛盾した機能も求められる。蓋に塵溜めに合わせた溝を掘って中に隙間テープを貼り、塵溜めにテーパーのついた引っ掛けをつけ、蓋を回すとキュッと締まる構造にした。
サイクロンと蓋の間にもコルクのパッキンを挟んだ。
・ホースとの接続→ぴったりはまるアダプターを木で製作。吸い込み側は工具により2種類のホースが接続できる二重のアダプターとした。こうすればホースによってアダプターを探し、付け替える手間が省ける。
・塵溜め→基本的に何でもよい。残っていたボイド管φ200を使用。見栄えが良くないので黒艶消しに塗装。
・蓋、底板→残材のSPFを使用。
・キャスター→ガタガタしないためには3点接地。重量はないので小型のキャスターでOK。
細かい粉塵は分離できないのではないかと思っていましたが、予想以上に分離できています。
これで、ルーターテーブル、トリマーテーブル、テーブルソー、自動カンナ、手持ちの工具ではトリマー、オービタルサンダー、ビスケットジョインターに対応し、快適な作業環境になりました。
もっと早く導入すべきでした。
作者紹介
- 作者名
- ジンベエ
- 性別
- 男性
- 年齢
- 60代
- 木工歴
- 11年以上
- 住所
- 岡山県