クラシック・ラジオ -1930年代の真空管ラジオ-


作品紹介

作品名
クラシック・ラジオ -1930年代の真空管ラジオ-
材質
胴枠は合板(シナアトピン、共芯)、前板(ラジオの顔部分)と後ろの枠は桐材を使用しました。塗装は顔料を布引きで着色しウレタンを上塗りしました。
使用した道具
バンドソー(オフコさんで15年ほど前に購入したKERV DF-14)とボール盤とスピンドルサンダー、糸ノコ盤(古いのでぺガスが欲しい!)
作品コメント
1930年代の日本で作られていた真空管ラジオをモデルにして作りました。砲弾型(ミゼット型と呼ばれています)。
多分、戦後しばらくはこの形のラジオが日本のお茶の間に置いてあったと思います。中身の5球スーパラジオもキットから作りました。同調指示用のマジックアイやバーニアダイヤルもレトロ感を出していると思います(自画自賛)。
苦労したのは、丸くカーブした天板です。曲木で作ればよいのでしょうが道具がなかったのと、いつものようにバンドソーを使いたかったので、21mm厚のシナ合板(共芯)を10枚重ねて(実際には3つ分割して)バンドソーで曲面を切り出しました。前板は桐材を使って年代感を出し、塗装は黒と赤を混ぜて調合した顔料(石油系溶剤)を布引きして着色し、上塗りに水性ウレタンを吹き付けました。
毎日、このラジオでNHKのひるのいこいとラジオ深夜便を聴きながら作品作りに精を出しています。
https://youtu.be/wI2XJyi6nOg

 

作者紹介

作者名
むささび
性別
男性
年齢
60代
木工歴
11年以上
住所
東京都
自己紹介
木工好きの老人?です。年金生活に突入し、木工が生活の大きな位置を占め始めています。これまでいろいろな趣味を手掛けてきましたが、一貫して続いているのは木工です。特にこの15年ほどはオフコさんで購入したバンドソーと木工旋盤を使って楽しんでいます。この二つが工房に来てから、木工が一段と楽しくなりました。特にバンドソーは高齢者に優しく、用途も無限大で必需品です。というわけで、庭の小さな工房で日々木工を楽しんでいます。
作者ホームページ
むささび工房ブログ

 

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