ミニ円筒茶箱  同行するコンパクトな湯沸かし装置も


作品紹介

作品名
ミニ円筒茶箱  同行するコンパクトな湯沸かし装置も
材質
栃 杉 欅
使用した道具
トリマル君 マキタトリマー ネジ切セット 組紐台
作品コメント
 これまで旅行鞄などにポイっと放り込んで持ち歩く茶箱は、小さな小判型曲げワッパ弁当箱(本体部内容積470cc)で組んだものでした。最近作った「ひょうたん型の茶箱」の建水を外箱にして、「自転茶箱」の茶碗を組み合わせると更に小型化(本体部内容積320cc)が出来ると気づき、組み合わせに必要な他の道具類を作りました。
 あらゆる姿勢でも抹茶が零れないように、茶碗の中にあってネジ蓋で締まる様に、半月形の本体にネジ部を接続したボトル形の茶入れを作りました。抹茶を納める容量(水で測定37cc)として小さいのではと懸念しましたが、他の携帯用茶入れ群、「自転茶箱のネジ蓋付き茶入れ(35cc)」、「どらやきサイズ茶箱の半月茶入れ(47cc)」、「ひょうたん型茶箱の嵌合式欅香合茶入れ(26cc)」、「山料理の茶箱のネジ式欅香合(25cc)」、「現行の携帯用曲げワッパ茶箱の嵌合式欅香合茶入れ(30cc)」、「構想中の提げる茶箱の黒柿香合(20cc)」と比較しても、同レベルで充分な量で安心。 半月状の茶入れは、どら焼きサイズの茶箱用のと今回のと、各々2個ずつ作成したので、第2弾では外装を変えてみましょう。
 外側を包むものは、網袋を組むことにしました。今回は上を締める方法として、緒ではなくループ状にした網袋上部で縛る方式にして、先ずそのループ部を組むために、以前作っておいた八本組用の組紐台(丸台)を使いました。その後、直径10cm用の組み柱を使っての網袋作成です。
 この茶箱は手軽に持ち出せるので、コンパクトなコンロを同行しての、何処でも湯沸かし+何処でも野点のシーンが考えられます。以前行なった「キャンプのグリル台」での沸騰試験以降入手の新火器(下記②-2)も入れて3セットがその候補となり、沸騰試験を行なって比較しました。(以前の④が今回の①、以前の⑥が今回の②-1に該当) ①:TOAKS375mlカップ+中華3号コンロ(カップにそのまま入る超コンパクトな充填ガスコンロ)
②-1:エバニューデミタスカップ+イークッカーボンベ+特注アダプタ+BRS3000Tコンロ(自転茶箱で使用)
②-2:エバニューデミタスカップ+イークッカーボンベ+専用コンロ+フォーフレックス五徳改造
(②-1の特注アダプタは、イークッカーボンベにワンタッチで嵌め込め、固定度安心の優れモノで、つめかえ君メーカー製です)
(②-2のコンロはイークッカー専用のを、今後製作予定の提げる茶箱の小型鉄瓶にも収められる様にハンドルを縮めたものです。ガス満タン15gで20分燃焼します。)
キャンプのグリル台を耐火塗料塗布の木工工作。ミニガスコンロで性能確認試験。遮熱板テーブルも誕生

 

作者紹介

作者名(ニックネーム)
sarusuberi
性別
男性
年齢
60代
木工歴
0~5年
住所
東京都
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